佐藤錦（さとうにしき）

日本を代表するさくらんぼ「佐藤錦」。その美しい紅色と甘さから「赤いルビー」とも呼ばれています。山形県の佐藤栄助氏が、大正時代に「ナポレオン」と「黄玉」を掛け合わせて生み出した品種で、1928年に佐藤錦と名付けられました。

果実は8～12gほどの大きさで、果汁たっぷり。糖度は20％前後と高く、酸味は控えめなので、甘みがしっかり感じられます。さらに、果肉は黄白色でしっかりとした食感があり、日持ちにも優れているのが特徴です。

日本のさくらんぼ市場で長年トップシェアを誇る「佐藤錦」は、その品質の高さと豊富な収穫量で、多くの人に愛され続けています。収穫時期は6月下旬～7月上旬。旬の美味しさをぜひご堪能ください。